暑く成って来てマダニが活発になる季節になりました。特に外へ出入りさせている猫には
マダニが付着したまま家の中へ戻ってくることになります。犬も散歩中に草むらに入り
そのまま家に入る事は気を付けましょう。三重県の獣医師さんがSFTSに感染した猫の
治療で命を落とされた事故も発生しました。
ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症のことです。
特に猫はマダニを通じてウイルスが哺乳類に感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
で命を落とす事になります。
人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに
刺されることがあります。ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された
人やペットが病気を発症することがあります。
マダニの大きさは、吸血前は2~3mm程度で、肉眼で見ることができます。
吸血すると10~20mm程度に大きくなり、膨らみます。
ペットがダニにかまれないようダニの駆虫薬を定期的に投与するなど対処方法しましょう。
マダニが付いている