ご夫妻と共に過ごした日々に感謝してあの子を・・・・アプリシエイション

.jpg と  .jpgの間で・・・

年度末3月も今日で終わりました。今月もたくさんの子達の旅たちのお手伝いさせて

いただきご家族様と一緒に見送らせていただきました。

明日からの新年度・・・本来ならば夢と希望をもって笑顔で迎える日ですが、今年は

新型コロナウイルス感染のニュ-スとお亡くなりになる方の訃報で・・・・

 

長野市戸隠豊岡から2018年に送らせていただいたソラちゃんのご家族様の紹介で起こし

いただきました。

白い毛並みの女の子のワンちゃん「ももちゃん」16歳の子でした。ご夫妻で後部座席

にずっと膝の上に乗せて連れてこられました。11キロほどありましたからきっと

重かったのでは・・ご夫妻で火葬炉に寝かしてあげて最後の声をかけながら・・・

若い時から良く散歩してくれたとご主人様が・・・晩年よろよろしながらでも立ち上が

ろうとする姿がお二人の目には愛しくて・・・雪が降れば大はしゃぎで雪の上を駆けて・・

しっかりとしたご遺骨を箱に納めてお帰りになられました。(自然死・ご紹介)

 

長野市平柴にお邪魔しました。

こちらのご家族様もご高齢のご夫妻でした。火葬炉の準備をすると奥様が抱いて

こられました。茶トラの男の子「くらのすけちゃん」17歳の子です。奥様が火葬炉に

寝かせてあげて咲いている白い花をお顔の前に置いて・・・火葬が終わり玄関前に

綺麗に並べたご遺骨をお持ちさせていただきました。手でご遺骨を箱に納めていた奥様が

突然手が止まり・・・泪を拭いだされました。それをご覧になられたご主人が代わりに

納められました。泪が急に零れたのは、この子は娘さんが可愛がられていた子でと・・

そして娘さんが実は他界されていたことを語られていたのです。この子を残していって

しまった娘さんを思い出されたのでしょう。先週のお彼岸にきっと川の向こう側で

くらのすけちゃんを呼んだみたいなんでと・・・・今朝眠ったこの子を待っていたように

きっと娘さんが抱き寄せて愛撫されていることでしょうね。(自然死・電話帳)